盛土による地盤沈下の解説と家の傾き専門店「株式会社西川」

地盤が沈下することで家の傾きが起きることがあります。
地盤沈下の原因はさまざまであり、なかでも盛土によって引き起こされるケースは珍しくありません。

そこでこの記事では、盛土の概要と、家が傾いてしまったときにおすすめできる「株式会社西川」という業者について紹介します。
盛土のメリット・デメリットや種類などを詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

盛土とは

盛土とは、山や岡など傾斜のある土地を平らにするために、土を盛ることで地盤面を高くする行為です。
また、山や丘などの土地に住宅を建てるべく、盛土を行うことを宅地造成といい、宅地造成によってできた宅地を造成地といいます。

日本には造成地が多く見られ、盛土の上に住宅が建てられていることも珍しくありません。
というのも、日本の国土の大半は山地であり、平地が全体の約3割しかなく、住宅を建てられる場所が少ないからです。
特に、高度経済成長には都市部の人口が増えたため、郊外の山地や丘陵地に対して宅地造成を行い、造成地を増やしたわけです。

盛土のメリット・デメリット

盛土にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。

盛土のメリット

まず、盛土には大きく2つのメリットがあります。
1つが水害に備えられるという点、もう1つが周辺からの視線を遮られるという点です。

盛土の上に建てられる住宅は、通常よりも高い場所に建てられます。
そのため、雨による浸水が発生しても、浸水の被害に遭わずに済む確率が高くなります。
また、住宅が高い位置にあるので近隣の住宅や道路からの視線を遮ることもできるので、プライバシーを守るという点ではメリットを感じられるでしょう。

盛土のデメリット

一方で、盛土は地盤が弱いというデメリットもあります。
盛土は固まった地盤の周辺に行うものであるため、周辺の地盤よりも軟弱である可能性があるわけです。

地震や大雨など大規模な災害により、盛土が崩れて地盤沈下が起きるリスクがあります。
ただし、しっかりと処理された盛土であれば、そういった被害が起きることを最小限に抑えられるでしょう。

盛土の種類

盛土には大きく3つの種類があります。
それぞれの特徴を紹介します。

種類①山砂

山砂とは、文字どおり山にある砂のことです。

川や海などにある砂は水流により徐々に角が取れ丸みを帯びた形状になりますが、山砂は角が削られておらず、荒々しい形状になっていることが特徴です。
そのため、大きさもばらばらで、大小さまざまなものが混じっています。

また、山砂は土に近い性質を持ち、固まりやすく水分を含みやすい特徴があります。
固めることで強固になるので、盛土でよく使われる種類の1つです。

種類②根切り

建物の基礎を作るべく地面を掘る工事のことを根切りといい、根切りで取れた土もまた、盛土として使われます。

ただし、なかにはコンクリートやごみも混在しているので、それらを取り除き良質な土だけを盛土として使っています。
理由は、コンクリートやごみが含まれていると、盛土の強度が弱くなる要因になってしまうためです。

種類③再生コンクリート砂

最後に紹介する種類の盛土は、再生コンクリート砂です。

再生コンクリート砂とは、コンクリートを破砕して粒度の調整や補足材を加えた再生資源のことを指します。
資源を有効的に利用することにつながるので、盛土工事に積極的に利用されています。

盛土が原因の地盤沈下

これまで、盛土のメリット・デメリットや種類など、基本的な概要を解説しました。

実は、そんな盛土は、地盤沈下の原因の1つでもあります。
もちろん、絶対に盛土が地盤沈下を引き起こすわけではなく、盛土自体に問題がある場合のみ、地盤沈下を引き起こす原因になりかねないということです。

では、どのような問題があるときに、地盤沈下につながるのでしょうか。
地盤沈下につながる可能性のある盛土の状態は、大きく2パターンあります。

ケース①盛土に使われている素材に問題がある場合

考えられる1つ目のケースは、盛土に使われている素材に問題があるときです。

たとえば、粘土分が多く含まれた土が使用されていたり、盛土にガラなどが混じっていたりする場合です。
こういった場合、盛土を充分に締固めできないため、雨が降った際に地下水が浸透し、地盤沈下を生じさせかねません。
特に、盛土をした直後は土が固まりきっておらず、そのタイミングで工事し始めてしまうと、雨が降った際に地下水が浸透しやすいのです。

また、瓦礫を使って盛土を行っているような場合にも、雨水が浸透することにより瓦礫の隙間に土砂が流れ込んでしまい、地盤沈下が引き起こされます。
また、締固めが不充分だと、瓦礫が動いてしまうことで沈下につながることも考えられます。

ケース②盛土の締固めが不充分の場合

盛土の締固めが不充分の場合も、地盤沈下につながる可能性がある状態だといえます。

締固めとは、土の空気間の隙を少なくすることで水の侵入を少なくし、地盤の軟化や膨脹を小さくして土を安定した状態にすることです。
具体的には、土を圧縮して大きな粒子の隙間を細かい粒子で埋めるようにし、崩れないように固めます。

盛土工事を行うにあたっては、締固めがしっかりとされていることが重要なポイントとなります。
締固めがしっかりと行われていないと、地盤沈下を引き起こす原因になりかねないというわけです。

家の傾き専門店「株式会社西川」とは

地盤沈下による家の傾きの修正なら、株式会社西川に依頼することをおすすめします。
株式会社西川は全国に拠点があり、さまざまな場所での依頼を受け付けています。

そんな株式会社西川の特徴は以下のとおりです。

株式会社西川の特徴

  • 国土交通大臣認定の建設業大臣許可を取得している
  • 工事実績が1,600棟以上と非常に豊富である
  • お客さま満足度が非常に高い
  • 保証制度が手厚い
  • 資本金が業界トップクラスの7,000万円である
  • 地盤ロック工法をはじめとし、多様な工法を得意としている

このように、株式会社西川は工事実績が豊富であり、お客様満足度も非常に高いため、安心して依頼できる業者だといえます。
家が傾いてしまって工事が必要な場合は、ぜひ株式会社西川に問い合わせてみてください。

株式会社西川の概要は以下のサイトに詳しく記載されています。
https://nishikawa-ziban.com/company/

盛土による地盤沈下で家が傾いたら株式会社西川に工事の依頼をしよう

今回は、盛土の概要と家が傾いてしまったときにおすすめできる「株式会社西川」という業者について紹介しました。

地盤沈下が引き起こされてしまう盛土の状態は、盛土に使われている素材に問題がある場合と、盛土の締固めが不充分の場合です。
たしかに、盛土は地盤沈下を引き起こす可能性のある要因の1つではありますが、しっかりとした盛土であれば問題はありません。

地盤沈下によって家の傾きが生じてしまったら、業者に修正工事を行ってもらうことをおすすめします。
なかでも、工事実績が豊富な株式会社西川はおすすめなので、ぜひ問い合わせてみてください。